怒涛の水栓修理未遂
そう、アレはひと月位前のことでした。キッチンシンクにあるシングル混合水栓の根本部分に水が溜まるようになってきたのです。最初はレバー操作の時に濡らしたかな?くらいだったのですが、朝起きて、また、夕方帰宅すると、水が溜まっているようになり、これは自分の他に誰か住んでいるのでは?と思うようにはなりませんでした。
とりあえず水漏れしそうなところを直すか。ということで、水道屋さんは呼ばず、自分でなんとかしようとしたのであります。
普通のと言ったらアレだが、取手を捻る形式のコマは交換したことがありました。きっと、筒の中には同じような部品があるのだろうと思い、Google先生に問い合わせると、カートリッジ交換で治る可能性があるとのこと。先生さすがです。
意気揚々と、レンチと対応するカートリッジを買ってきた。ちなみにレンチは幅広のモノを使わないと、ナット部を把持できないという学びを得ましたので、謹んでご報告いたします。ちなみに34mmは必要だったのです。なお、カートリッジは4,500円ほど、レジでヒェッとなりました。
ハンドルレバーを外し、カバーを取ります。レンチがハマりそうな切り欠きがありましたが、手で回したら取れたのでラッキーでした。真鍮色の部分にカートリッジがハマっているので、抑えを回して取り外します。
さらによくわからん樹脂パーツがありますが、カートリッジに付属しているものと交換します。これを取り付けるのが1番大変でありました。
収穫されたカートリッジ。
組み付けと汚い部分を掃除します。
完成。施工部から水漏れのないことを確認。これで水漏れも直るだろう。めでたしめでたし。
と、思いきや朝起きると水が水栓の根本に溜まっているではないか!ちくしょう!俺の5,000円返せ!
気を取り直して、Google先生に問い合わせを行うと、吐水口につながるパイプの付け根に設置されているパッキンが劣化している可能性があるとのこと。こちらの補修部品は1,000円かからないくらいだという。早く言えよ。
真鍮部分の下に黒い線みたいなのが入っていますが、それが当該のパッキンです。
仕方ないので、もう一回水栓を分解してパッキンを取り外したのです。2回目だから慣れたもんであります。こいつを持って、意気揚々とコメリへ探しに行ったわけです。
径は大体34mmくらい?U字をしています。
でもね。パッキン売ってなかった。
…。
悲しい気持ちで、パッキンと水栓をきれいにしてから組み直し。Google先生も、Amazon先輩でも見つけられず、途方に暮れてしまいました。製造元のwebページを見ると、廃盤の水栓なんで、なんてこった。最悪輪ゴムでもはめるかとも思いました。検索しつつ不貞寝です。
次の日、朝起きてみても水漏れしてない。1週間経ったけれど水漏れしない。
よくわからないけれど、直ったらしい。なんともモヤっとした水栓修理DIYでしたとさ。
それではごきげんよう。
5,000円帰ってこないかな。