私は日本国外に出てみたいと思った
お恥ずかしい事に、昭和生まれの私は日本国外の土を踏んだことが無かったのです。
昭和生まれは関係ないです。機会が無かったのではありません。誘われたり、話を聞くにつけ、良いなぁと実は思っていたのです。興味が無いというか優先度が低いという体にしてしのいでいました。実際はバックパッカーは皆、コミュ力MAXのイカれた仲間を紹介するぜ!という集団だと私は思っていたので、自分には無理だと、そして言葉が通じないことにビビっていただけでした。長いあいだです。
よし、海外に行くか!という小さな度胸を持てるくらいに、人間として成長したのでしょう。急に行ってみたくなりました。
思い立ったが百年目、いざ行かん異国の地へ。そのためには準備が必要であり、バスや電車で界隈へ飲みに行く様な気軽さは恐らく無いということは薄々分かっておりました*1。私は賢いので。
日本国旅券を要する
なんにせよ日本国旅券が無いと、いかなる国へも入出国できないとあらば、発行してもらわねばなりません。トキワタウンのレッドよろしくオーキド博士の研究所に最初のポケモンをもらいに行くのです。結構違う。
申込みに多額の上納金が必要とか、本籍地を思い出さなくてはいけないとか、受け取りに10日ほど掛かるとか、すったもんだがありました。とりあえず役所で言いなりになれば、普通の人は作ってもらえます。私は善良な市民なのですんなりでした。普通じゃない人は知らないです。
というわけで、10年有効なパスポートを取得したのです。私が日本国に認められたということ。
菊の御紋が、大変高貴であります。1枚めくって表紙裏側の外務大臣による文言がとても良く、日本人としての心を大変にくすぐる。国境なんかいらないというのは自分を物分かりの良い人間と思わせる建前で、こういう時には国の大切さと日本人である嬉しさを噛みしめる。誠に都合が良ろしい。日本に批判的な日本人であっても出国すると、日本国政府の保証・庇護を受けないといけないというところに私はニヤリとしてしまう。
何処の国へ
すぐに何処かへ行けないのは仕方ありません。とりあえず、TSUTAYAで会員証でも作ることにします。
なんとなく憧れはアジアであるからして、そちらを優先的に選んでいきたいです。ひとまず興味がある国を列挙しときます。
東南アジア(タイ、ベトナム、カンボジア、ブルネイダルサラーム)、台湾、パラオ、ウクライナ、スウェーデン、イングランド、ロシア(ウラジオストク、シベリア鉄道)。
誰に向けたweblogかわからなくなってきました。
次回、夏にブランケット探し。